メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
アマゾン購入感想
これもデタラメ?元々マスメディアに対して批判的にみているが、本書はそれでもとても参考になった。
著者の主張もまた、一部は懐疑的にみる必要があるが、一般人で知りえない裏事情を教えてくれ、
少なくとも、一般に信じられていることが正しいとは限らないことを知らせてくれる。
・環境ホルモンまで根拠に乏しかったというのは意外だった。
・どのようにして間違った情報が流れるのか、記者として働いていた著者
だからこそ、説得力があり、その仕組みが理解できた。
・食品添加物、遺伝子組み換え批判も根拠がないというのも驚きだ。
・マイナスイオンは、一度たりとも信じたことがなかったが、多数の大手企業が商品化していたことや
マスメディアでここまで堂々と取り上げられていたということは知らなかった。
・バイオ燃料に関しては、今まさに取り上げられているところであり、
政治的な意図を考えて報道を見守る必要がある。
・水が言葉を理解する?なんて本が小学校の道徳教材として普及していたのだろうか?
信じられないが、ホントだとしたら世も末だ。
すばらしいあるシンポジウムで、この本のことが紹介されました。
そこで、購入して読んでみました。
女房と娘にも読ませたい本です。
最後の科学報道を見破る10か条は参考になることです。
著者のサイトにはこれから覗きに行きます。
現代の味噌作り法は昭和20年代にアメリカの制度を参考にして始まったもの 『買ってはいけない』や『食品の裏側』など食の安全の立場から、現代日本の食生活や食品業界を批判する書籍が数多く出版され、またよく読まれている。しかし研究者の立場がわかりかつ出版業界にも詳しい著者のわかりやすい説明により、それらの主張には科学的知識・正確さに欠けるものが多いことを知ることが出来て眼を見開かされる思いがした。
例えば、古くからの伝統食・味噌について「昔はよかった」という誤った思い込みを指摘する箇所。かつての「味噌玉」式でない現在の味噌作り方法は、昭和20年代にアメリカの制度を参考にした生活改良普及員の活動によって普及したもので、いま各地の「道の駅」で売られている手作り味噌の多くが、新しい方法を習った当時の若嫁、すなわち現在のおばあさん世代によって造られていること、そしてスローフード的伝統食はなんでも素晴らしいというイメージがメディアによって作られつつあること。
私たち読者・視聴者は、メディアが視聴率や部数アップを最優先するあまり、自分たちが欲しいセンセーショナルなストーリーを自ら作り出していくということ、「マイナスイオン」など、似非科学的仮説に基づく商品もスポンサーとあれば大いに宣伝することをしっかり踏まえ、こうした「メディア・バイアス」に留意した上で、情報・報道に対峙していかねばならないでしょう。
具体例を元に「メディア・バイアス(マスコミの偏向記事)」の構造を解明し、どうやって科学記事と付き合っていけばいいのかを解説する。本書は具体例を元に「メディア・バイアス(マスコミの偏向記事)」の構造を解明し、どうやって科学記事と付き合っていけばいいのかを解説する。科学記事について読みなれていない人に関しては難しいのかもしれない。
「危険ですよ。」「要注意ですよ。」と警鐘を打ち鳴らす。そういう風にあおる記事が多いらしい。簡単に書けるから。後で安全だとわかったとしても何も非がない。「危険じゃない。」という記事を書くのはすごく難しい。
食品添加物を全く使わない食品を作ることは可能である。しかし、保存性が下がったり、品質劣化が早かったりという問題がある。また、自然・天然物はイメージがいいのですが、現実には食中毒や天然農薬(ファイトケミカル)を引き起こすなど怖いものである。
科学はそんなに単純に割り切れるものではない。さまざまな条件や量の大小によって良くも悪くもなることがある。マスコミやトンデモ科学者のニセ科学記事をどうやって一般消費者が見破っていくか。マスコミにも科学に明るい記者を採用してほしいが、それだけでなく生産者も正しい情報を提供するべきである。それについて懐疑的に消費者は見ていく必要があるだろう。
ニセ科学に騙されるな!マイナスイオン、海洋深層水、活性水素水…。
世の中には、さまざまな偽科学用語(マーケティング用語)があります。
多くの日本人は、その偽科学用語に騙されて、効きもしない商品を買わされている事を知りましょう。
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